知覚過敏とおすすめの栄養素

こんにちは☀
あさ歯科クリニックです。

今回は『 知覚過敏とおすすめの栄養素 』についてのお話していこうと思います。

むし歯がないのに、冷たいものや熱いものを口にしたとき、風が当たったとき、歯磨きをするときなどに一過性の痛みを感じます。
それが、知覚過敏の症状です。

強いブラッシングや歯周病などで歯肉が退縮して象牙質が露出したり、歯ぎしりや食いしばりで歯にひびが入ったりすることが原因として考えられます。

自立神経との関係➀
痛覚と自律神経系は密接な関係があるため、自律神経のバランスが崩れて知覚過敏を発症することもあります。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれており、交感神経が活発になりすぎると、血管が収縮され痛みを感じやすくなります。自律神経のバランスは、ストレスや生活習慣の乱れによって崩れてしまいます。 

自律神経との関係➁
ストレスを抑えるホルモンには、セロトニンがあります。
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸をもとに作られますが、トリプトファンからはセロトニンだけでなく、ナイアシンというビタミンも作られます。トリプトファンを摂った際、約90%がナイアシンを作る経路に回り、セロトニンを作る経路へは10%程度しか回りません。
体内にナイアシンが十分にあれば、トリブトファンはナイアシンを作る量が少なくてすみ、セロトニンを作る経路に回ることができます。
おススメの栄養素
トリプトファン
( 鶏むね肉、卵、大豆製品、チーズ、バナナ )◆セロトニンを作る際に必要なビタミンB6
ビタミンB6:鶏むね肉、鶏ささみ、まぐろ、かつお、鮭、にんにく、バナナ、ブロッコリー、玄米 )
:赤身肉、レバー、まぐろ、かつお、いわし、あさり、小松菜、ほうれん草、大豆製品、ひじき )
ナイアシン
( 鶏むね肉、鶏ささみ、レバー、まぐろ、かつお、きのこ類 )◆自律神経を安定させる効果のあるビタミンB1B12
ビタミンB1:豚肉、うなぎ、ブロッコリー、アスパラガス、玄米 )
ビタミンB12:あさり、しじみ、レバー、さんま、さば、のり )いかがでしょうか?
きっと、皆さんが普段口にすることがある食べ物も多いのではないでしょうか。
出来ることから取り組んでみてもいいと思います☺

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