歯ぐきの健康を守るためには、どんなことが重要なのでしょうか?
以下にポイントをまとめました。
◆ 正しい歯みがき習慣 ◆
健康な歯茎を保つためには、正しい歯みがき習慣が必要不可欠です。
歯みがきはタイミングとして、最低でも毎日2回、朝食後と寝る前に行います。
歯ブラシはご自身に合った適切な硬さと大きさのものを選び、
歯と歯茎の境界に注意して過度な力をかけないように優しくブラッシングしましょう。
歯周病のリスクが高いと診断された場合は、歯周病ケアに特化した歯磨き粉を選ぶのもいいですね。
◆ 歯間ブラシやフロスの使用 ◆
歯間ブラシやフロスは、歯ブラシでは届かない歯の間のプラークや食物の残りを除去するのに役立ちます。
毎晩寝る前のケアでの習慣とし、歯と歯の間を丁寧に掃除しましょう。
◆ 定期的な歯科検診 ◆
セルフケアに加えて、定期的にプロの確認を受けることもポイントです。
歯科医院での定期検診では、歯や歯茎の健康を確認し、歯周病や他の口内疾患を早期に発見することができます。
また、プロのクリーニングでは磨き残しや歯石をしっかりと落とすことができるだけでなく
歯科衛生士から自分に合った正しいケア方法について説明を受けることもできます。
◆ 喫煙を避ける ◆
タバコは歯茎の健康に悪影響を及ぼします。
日本臨床歯周病学会によると、1日10本以上喫煙すると歯周病にかかる危険がおよそ5.4倍に上がるということも言われています。
血管が収縮して歯茎に栄養が届かずに歯周病のリスクが高まるため、歯茎の健康を守るためには出来る限り禁煙を検討しましょう。
◆ ストレスの管理 ◆
ストレスは歯ぎしりや歯ぎしりの原因になり、歯茎に負担をかけることがあります。
映画鑑賞や運動など、自分に合ったストレスの管理方法を見つけることは、お口の健康を守ることにもつながります。